サービス内容

サプライチェーン・プロフィット・マネージメント

1.背景

各市場への製品供給方法(サプライチェーン)の見直しは本社としての重要な役割ですが、自由貿易協定による関税率の変更、金融政策の為替への影響、アジア諸国人件費の増大など、その判断に必要な要素はより多様化しています。サプライチェーンの検討においては、従来の原価管理・業績管理では以下の点で不十分です。

(1)グループ全体としての製品別製造原価が把握できない

従来の製品別原価計算は1工場での生産を前提にしているため、製造工程が複数製造会社に分かれている場合に、内部利益を控除したグループ全体の製造原価が把握できないケースが多くあります。

(2)物流・販売コストを含めたサプライチェーン・トータルコストが把握できない

サプライチェーン検討時には、調達・拠点間・顧客納品の物流コスト及び販売コストを製品別顧客別に把握したいところですが、従来の原価計算・業績管理の枠組みでは考慮されていないケースが多くあります。

(3)為替変動シミュレーションができない

生産拠点の決定、内外製判断等に必要となる為替変動に対する利益シミュレーションに手間がかかり、タイムリーに意思決定の為の情報提供ができていないケースが多くあります。

2.「サプライチェーン・プロフィット・マネージメント」の狙い

グループ本社経営層に対し、サプライチェーン見直しに必要な生産・物流・営業コストを考慮した「製品別トータルコスト情報」を提供します。

3.フレームワークと構築アプローチ

(1)SCPMフレームワーク

サプライチェーン上で発生するコストの分類及び製品割付方法の考え方を整理した「SCPMフレームワーク」を活用することで、貴社における要件定義の工数を削減します。

(2)ERM/BIによる柔軟性の高いシステム構築

ERM/BIツールを中心にしたシステムにすることで、多様な分析・シミュレーションを可能にし、レポートフォーマットの変更などに柔軟に対応できるシステム構築をサポートします。

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