Qlik Sense

株式会社大丸松坂屋百貨店様

コスメECサイトの収益拡大に貢献するデータ分析基盤を構築

コスメECサイトの収益拡大に貢献するデータ分析基盤を構築

お客様プロフィール

株式会社大丸松坂屋百貨店

設立:2010年3月1日
本社所在地:東京都江東区木場二丁目18番11号
事業内容:百貨店業

株式会社大丸松坂屋百貨店

データ分析 抱えていた3つの課題

  1. ECサイトを成長させるために迅速なデータ分析が必要だった

    迅速で正確なデータ分析に基づき高速でPDCAを回し、コスメECサイトを早期に軌道に乗せたかった。
  2. 売上・在庫に関わる情報を一元的に管理したかった

    販売管理と在庫管理は別のシステムで運用しており、蓄積された情報を迅速に収集する仕組みが求められた。
  3. 取引先とも情報を共有できるプラットフォームにしたかった

    コスメECサイトの売上動向を、取引先である各化粧品ブランドとも共有したかった。

BBSの提案・サポート

「Qlik Sense・Qlik NPrinting」導入支援で、こう解決! 1 データ分析基盤の構築により定量情報に基づく迅速な意思決定を支援 2 売上情報と在庫情報のリアルタイムな可視化が実現 3 取引先とも共有できるプラットフォームで集計・報告に掛かる作業時間を削減

大丸松坂屋百貨店様が採用した「データ分析基盤」導入支援とは

「Qlik Sense」とは、Qlik社の独自技術を基盤に開発された、高度なデータ分析を支援する次世代型BIツールです。また、「Qlik NPrinting」はQlik Senseのデータをユーザーのニーズに応じてレポーティングするツールです。BBSはこれらの「Qlik」ツールを活用したデータ分析基盤などの構築において豊富な実績と知見を持ち、コンサルティングから開発、運用・保守まで、データ活用のライフサイクル全体にわたって多様なサービスを提供しています。

導入効果

  1. ECサイト上の売上と在庫がリアルタイムで把握でき

    データ分析に基づく迅速な意思決定が実現

  2. 販売管理と在庫管理の両システムから抽出したデータを統合し

    効率的で分析しやすい仕組みを構築

  3. 取引先とも共有できるデータ分析基盤とすることで

    シームレスなサイト運営が可能に

概要

ECサイトの拡充と事業の成長をめざして、迅速な意思決定に寄与するデータ分析基盤を構築

デジタル戦略の推進を加速する大丸松坂屋百貨店様は、2022年3月に化粧品を取り扱うECサイト「DEPACO(デパコ)」を立ち上げた。コロナ禍を経て、顧客のライフスタイルが変化するなか、リアルとデジタルを融合して新たな購買体験を提供するというのが「DEPACO」のコンセプトだ。同社は百貨店の強みである「人の温かみ」をデジタル上でも再現するため、美容アドバイザーによるオンラインカウンセリングや、毎月約100本のコスメ情報の発信などを積極的に展開している。そして、このECサイトの立ち上げにともない、売上と在庫の状況をリアルタイムで可視化できる情報分析基盤を構築した。ツール選定にあたっては、取引先である各化粧品ブランドから「ECサイトでどれだけ売上があったのかを知りたい」という要望を受け、取引先とも情報を共有できるプラットフォームとして「Qlik Sense・Qlik NPrinting」を導入した。BBSは、情報分析基盤構築のコンサルティングから運用後の改善までをトータルにサポートすることで、同社におけるECサイト運用施策の拡充や適切な在庫管理・調達、意思決定の迅速化に貢献している。

BBSの「Qlik Sense・Qlik NPrinting」導入支援を選定したポイント

選定ポイント1 BBSのコンサルティング力 / 選定ポイント2 BIツールの知見・ノウハウ / 選定ポイント3 カスタマイズの柔軟さ

BBSの「データ分析基盤」導入支援とは?

ツール選定からシステム構築、保守・運用まで一貫してサポート

BBSは、企業の経営判断の迅速化やデータドリブン経営を支えるBIツールの導入を支援しています。ツールの選定、データ収集方法の提案、レポートやUIの設計からシステム構築、保守・運用、さらには、データに基づく業務プロセス改善提案まで、BIツールの導入効果を最大化するワンストップ型のデータ分析サービスを提供しています。

大丸松坂屋百貨店様 支援内容のポイント

大丸松坂屋百貨店様のプロジェクトでは、新しいECサイト「DEPACO(デパコ)」の売上・在庫情報の分析プラットフォームとして「Qlik Sense」を選定。また、外部取引先へのExcel・PDF形式でのレポート配信のため「Qlik NPrinting」も導入しました。
ECサイトの分析基盤をゼロから構築する必要があり、現行システムやレポートが存在しませんでした。そのため、実運用をイメージできる分析・レポート要件の具体化が重要でした。BBSは要件定義段階からプロトタイプアプリを作成・評価しながら合意形成を繰り返す「プロトタイピング」手法を採用し、お客様と2人3脚でシステム導入を実現しました。

企画構想フェーズからシステム導入・定着化までトータルでサポート

企画構想および要件定義フェーズで機能要件を具体化。アプリ開発と要件定義をアジャイルで進め、運用開始後の定着化までトータルでサポート。

プロトタイピングによる
柔軟なシステム導入

要件に基づきプロトタイプアプリを作成し、フィードバックを迅速に修正するサイクルを複数回実施。要件の乖離を防ぎ、変化するニーズにも柔軟に対応し、最適なシステムを構築。

豊富なBIツール導入実績と
ノウハウの活用

業務における課題の抽出や効果的な分析手法に関する豊富な知見を活かし、ユーザーのITリテラシーを問わず、直感的に操作できるUIを設計。

選定ポイント1 BBSのコンサルティング力 / 選定ポイント2 BIツールの知見・ノウハウ / 選定ポイント3 カスタマイズの柔軟さ

お客様の声

コスメECサイトの成長・拡大を支えるBIツールを構築してくれた

「DEPACO」を立ち上げたのは、コロナ禍により百貨店業界に大きな変化が起こっていたタイミングでしたので、このECサイトを継続的かつ効率的に運営していくことが、当社の成長に直結すると考えていました。そして、そのためには、日々の売上や在庫の状況をすぐに把握し、改善施策を打ちながら収益を拡大していくことが不可欠です。ですから、今回BBSに支援していただいたデータ分析基盤が大いに役に立っています。私の使命は、「DEPACO」をより多くのお客様に愛されるサイトに育てていくこと。今後も、BBSには私たちと伴走する形で、力強いサポートを期待しています。

営業本部 MDコンテンツ開発第2部 専任部長 ビューティー&ウェルネス担当 DEPACO編集長 望月 美穂 様

営業本部 MDコンテンツ開発第2部 専任部長 ビューティー&ウェルネス担当 DEPACO編集長 望月 美穂 様

BIツールにより、バイヤーとしての仕事の質が向上

BBSに支援を依頼したデータ分析基盤の構築では、ユーザーが直感的に操作できるわかりやすい画面づくりを追求しました。BBSは私たちと密に議論を重ねながら最適な設計を提案してくれましたので、満足度の高いBIツールができたと思います。私はバイヤーとしてこのデータ分析基盤を日常的に使用していますが、操作も簡単で、見たい情報が瞬時に表示されるため、業務の生産性が確実にアップしたと実感しています。BBSには引き続きツールの改善提案をお願いしていますので、BIツールに関する幅広い知見を活かしたアドバイスをいただきたいと考えています。

営業本部 MDコンテンツ開発第2部 マネージャー ビューティー&ウェルネス担当 安田 絵梨 様

営業本部 MDコンテンツ開発第2部 マネージャー ビューティー&ウェルネス担当 安田 絵梨 様

取引先とも共有できるプラットフォームで、適切な調達判断が可能に

「DEPACO」の立ち上げにともない、これまで店頭で各ブランドが管理していた在庫は、「DEPACO」専用の倉庫で一括管理する方法に変更しました。そのため、取引先からは「ECサイトでの売上状況を把握したい」という声が上がり、取引先とも共有できる情報プラットフォームの構築を検討した結果、取引先ごとに共有する情報の細かなセグメントが可能な「Qlik Sense」の採用を決定しました。このデータ分析基盤のおかげで、リアルタイムの売上・在庫管理が実現し、当社にとっても、取引先にとっても、これまで以上に適切な調達判断ができるようになったと思います。

営業本部 MDコンテンツ開発第2部 スタッフ ビューティー&ウェルネス担当 宮原 大尭 様

営業本部 MDコンテンツ開発第2部 スタッフ ビューティー&ウェルネス担当 宮原 大尭 様
集合写真

インタビューありがとうございました。

※本ページに記載されている商品名、製品名は各社の商標または登録商標です。

※お客様のプロフィールや取材対象者様の所属などは取材当時のものです。