intra-mart

株式会社オプテージ様

コンサルティングからのトータルサポートで工程管理システムの構築とサービス品質の向上を実現

コンサルティングからのトータルサポートで工程管理システムの構築とサービス品質の向上を実現

お客様プロフィール

株式会社オプテージ

設立:1988年4月2日
本社所在地:大阪市中央区城見2丁目1番5号 オプテージビル
従業員数:2,972名 ※2025年4月1日現在
事業内容:電気通信事業、有線一般放送事業、小売電気事業、警備業、情報システムや電気通信ならびに放送に関するシステム開発・運用・保守業務の受託

株式会社オプテージ

工程管理 抱えていた3つの課題

  1. 工程・部門ごとに複数のシステムを運用しており、進捗把握が困難だった

    設計・施工、運用・保守など、サービス提供の工程によって管理システムが異なり、進捗把握が難しかった。
  2. 顧客情報などが共通マスタ化されておらず、重複入力などの業務負荷が生じていた

    重複入力による業務負荷や入力ミスによる業務効率の低下などが発生していた。
  3. システムでカバーできない作業項目もあり、業務が属人化していた

    工程の進捗をはじめ各種情報をExcelなどで管理しているケースもあったため、業務が属人化していた。

BBSの提案・サポート

「intra-mart」導入支援で、こう解決! 1 工程ごとの業務進捗を見える化しサービス品質の向上を実現 2 全社で顧客情報を管理・共有できるシステムを構築 3 顧客情報を共通マスタ化し属人化していた業務を標準化

オプテージ様が採用した「intra-mart」導入支援とは

「intra-mart」は、(株)NTTデータイントラマートが提供するワークフロー/BPM、ローコード開発ツールなどを備えたシステム構築基盤(フレームワーク)です。BBSは「intra-mart」を基盤としたシステム構築において豊富な経験を持ち、上流コンサルティングからアプリケーション開発、運用・保守、BPOまで、さまざまなサービスを提供。お客様のバックオフィスサポーターとして、業務のデジタル化推進に貢献しています。

導入効果

  1. ソリューション提供における各工程の進捗を管理する

    情報プラットフォームを整備

  2. 進捗が可視化され、お客様の状況に合った対応が可能になり

    全社のサービス品質の向上に貢献

  3. 担当部門ごとにお客様情報を管理していた手法を改善し

    属人化していた業務フローの標準化が実現

概要

お客様の引合いから、設計・施工、運用・保守、維持・更新まで、ソリューション提供の各工程の進捗を可視化するシステムを構築

関西電力グループが第2のコアビジネスと位置付けている「通信ビジネス」を担うオプテージ様は、個人/法人向けに多様なサービスを展開している。法人向けサービスでは、クラウド・セキュリティ・ネットワーク分野の高度な技術を活かし、お客様のITインフラを高度化する各種サービスを提供している。法人向けのソリューションサービスは、個々のお客様の要望や仕様・要件に応えるため“オーダーメイド”で提供しているが、各工程をまたがって進捗を把握する仕組みや顧客情報などを共有する仕組みが整備されていなかったうえ、業務が属人化しており、事業運営の面で大きな課題となっていた。そこで、ノーコード・ローコード開発が可能な「intra-mart」を基盤に「各工程の進捗の可視化」「情報の一元管理」「運用・保守対応の効率化」を実現する新たなシステムの構築を決定。BBSのサポートのもとで、アジャイル開発とウォーターフォール開発を組み合わせた「ハイブリッドアジャイル開発」でプロジェクトを進め、2023年4月からサービス品質の向上につながる新システムの運用を開始した。

BBSの「intra-mart」導入支援を選定したポイント

選定ポイント1 業務プロセス構築までできるコンサルティング力 / 選定ポイント2 「intra-mart」導入の実績・知見 / 選定ポイント3 ニーズに合った開発手法

BBSの「intra-mart」導入支援とは?

システムコンサルタントによるTier 1.5サービスを提供

BBSは、監査法人をルーツとするコンサルティング会社である強みを活かして、Tier 1「戦略系コンサル」とTier 2「パッケージベンダー」の両方を兼ね備えたサービスを提供しています。
コンサルティングからシステムインテグレーションまで一貫したサービスを提供することで、経営戦略や中長期計画に基づくお客様の業務改革やIT施策の推進を支援。実現可能な計画を立案し、目的達成に貢献します。

お客様に合わせたシステムインテグレーション(システム構築×パッケージ導入)

オプテージ様 支援内容の3つのポイント

オプテージ様のプロジェクトでは、ノーコード・ローコード開発ツール「intra-mart」を活用し、複数の業務プロセスの簡素化および見える化を実現。今後の事業環境変化への適応力と柔軟性を兼ね備えたシステム構築をサポートしました。
オプテージ様では、既存システムにおいてデータの散在や多重登録などの課題が発生していました。そうしたなか、同社はソリューションサービスの提供に関わる業務全般(設計、構築、保全など)の効率化と精度向上を目標に新システムの整備に着手。システム構築に際しては現場のニーズを可能な限り反映することが求められました。
そこで、BBSは「intra-mart」の特長を活かし、プロトタイプの作成・評価を繰り返しながらシステム構築を行う独自の開発手法を採用。“現場巻き込み型DX”の実現を支援しました。

企画・PoCフェーズからシステム導入・定着化までトータルにサポート

要件定義フェーズでプロトタイプアプリを作成し、機能要件のFit&Gapを実施。手戻りを極小化してシステムを構築し、運用・定着化までトータルにサポート。

ローコード開発ツールの特長を最大限活用したアジャイル開発

プロトタイプアプリを作成し、それへの評価を受けて即時修正・再評価を行うサイクルを複数回実施。新たなニーズや気付きを共有し、成果物のクオリティ向上を実現。

機能要件の種別に応じた
適切な開発手法の提案

機能要件を踏まえ、ウォーターフォール型/アジャイル型の開発手法を組み合わせたハイブリッド・アジャイルの手法でプロジェクト計画を策定し、要件に最適なシステム構築を実施。

お客様の声

工程管理システムの構築で顧客対応の品質を向上

当社のソリューションサービスの多くは、お客様ごとにオーダーメイドで提供しているのが特長です。これまでは、個々のお客様の情報を部門間で共有できておらず、例えば担当者が不在になったり異動になったりした場合、お客様に対して十分な対応ができないという課題がありました。また、システムを設計する部門、運用・保守を担当する部門など、工程によって管轄部門が分かれていることも、情報が分断されやすい原因だったと思います。こうした課題を踏まえ、全社を横断して顧客情報を管理できるプラットフォームが必要だと判断し、今回BBSに工程管理システムの構築を依頼しました。このシステムの運用を始めたことで、お客様の状況やサービスインまでの工程の進捗を即時に把握でき、お客様への対応がスピーディーかつ適切にできるようになりました。当社のサービス品質の向上に、確実に貢献しているシステムです。

経営本部 コーポレートITシステム部 設備・工事管理システムチーム マネージャー 勝木 航 様

経営本部 コーポレートITシステム部 設備・工事管理システムチーム マネージャー 勝木 航 様

ハイブリッドアジャイル型の進行で、スムーズにシステムが稼働

新システムの構築支援をBBSに依頼した決め手は、ハイブリッドアジャイル開発を提案してくれたからでした。システムの設計フェーズから実際に操作しながら検証できることは、ユーザーにとっても大きなメリットです。とくに当社の場合、ユーザーが多数の部門に分かれており、システム操作の経験が少ないユーザーもおりましたので、それぞれの要望を吸い上げ形にしていくのは大変だったと思います。ですが、ハイブリッドアジャイル型の進行だったおかげで、合意形成も円滑に進みました。情報プラットフォームが整備できたのと同時に、バラバラだった業務フローも標準化することができ、当社の今後の成長を支えるシステムが構築できたと感じています。

経営本部 コーポレートITシステム部 設備・工事管理システムチーム 林 強志 様

経営本部 コーポレートITシステム部 設備・工事管理システムチーム 林 強志 様
集合写真

インタビューありがとうございました。

※本ページに記載されている商品名、製品名は各社の商標または登録商標です。

※お客様のプロフィールや取材対象者様の所属などは取材当時のものです。