イベントレポート「未来を切り拓くハッカソン2025」

“アイデア×合宿×実装”で生まれる、加速する創造力。

本企画は、約1か月間のアイデアソンと2日間のハッカソンを通じて、アイデア創出からプロダクトの開発・実装・発表を体験するイベントです。
業種や拠点、年代もさまざまなメンバーが集まり、普段業務では出会えない特別なチームが形成されます。
技術力だけでなく、チームワークや問題解決能力、独自性、社会貢献度といった多様な成果を競い合いました。

ハッカソンで取り組んだ、新しい共創の形をご紹介します。

未来を切り拓くハッカソン “アイデアと技術で、明日の社会を切り拓く”

イベント概要

  • 名称:未来を切り拓くハッカソン
  • 目的:AI技術を活用した新規アイデア創出、業務改善
  • 実施:2025年10月
  • 場所:軽井沢プリンスホテル
  • 参加資格:「技術を使って何か実装したい!」という情熱を持ち、実装できること。

昨年同様、社内公募で参加者を募りました。
ハッカソン2年目の今回のテーマは、「実装」。
エンジニア職ではないメンバーも、「何かしら実装ができるひと、実装したいひと」という条件がポイントです。
アイデアソンでは「最新技術を活用した新しい働き方」をベースに、
いますぐ業務で使いたい案から、将来的な事業化を見据えたものまで、多様なアイデアが寄せられました。
そのアイデアのなかから、チームごとに個別のテーマや開発環境を決めることができます。

今回は各拠点の若手メンバーから手が上がり、12名の参加者が集まりました。
事務局にはベテラン勢もおり、十分なバックアップ体制で臨みます。

イベント開催

イベントは、軽井沢プリンスホテル様にて開催。
光が降り注ぎ、すぐ近くに自然を感じられる会場です。

気持ちの良い天候にも恵まれ、ロケーションもモチベーションも最高潮なか、中村取締役の開会宣言でハッカソンがスタートしました。

BBSでは、企業改革を支えるAI人財の強化を大きなテーマとして掲げています。
今回のハッカソンは、その取り組みの一環として開催された「イノベーション創出の場」です。

「イノベーションを起こし続ける人財こそが、BBSグループの成長を支える事業基盤であること」
「最新技術をうまく活用し、自分自身のパフォーマンスを最大限に発揮できる人が増えてほしいこと」
そんな想いが、参加者に向けて語られました。

また、特に素晴らしい発表が生まれた際には、
「アントレプレナー(社内起業家)」として資金調達に挑戦できるステージも用意していることが紹介され、
半歩先の未来を感じさせるアイデアへの期待が込められました。

そのあとは各チームの自己紹介を行います。
事前に準備・開発が進んでいるチームもあり、コミュニケーションはバッチリ!
いつもは各拠点からリモートで会話していたチームがほとんどなので、初めて直接会話ができ、和気あいあいとした雰囲気です。
昨年の優勝者も加わり、参加者から各々発表に向けて熱い意気込みを語ったあとはいよいよ開発がスタートです。

この日は軽井沢の10月といえど、日が差している間はかなり暖かく、お気に入りのスポットを探してさまざまな場所で開発が進みます。

チームごとに開発環境やツールは選べますが、
普段自身が使用しているツールやAIで、新しい試みを試すチーム、
触ったことのないツールを選び、苦心しつつも調べながらチャレンジしているチームなど、取り組み方にもチームの特色や人柄が出ており、
この環境やイベントを活かしながら、どのように実装するか、発表へ期待が膨らみます。

夕方になり、一旦小休止。
みんなでそろって、秋を感じるディナーを楽しみます。
チームの垣根を越えて、お互いの進捗状況や役員からアドバイスをもらうなど、楽しみながらも頭の中では開発を進めている様子です。

ディナーのあとは、宿泊施設のロッジで参加者とのコミュニケーションを深めるひと、明日の発表の練習をするひと、最後の追い込みをかけるひとなど、思い思いに過ごします。
役員も参戦し、合宿ならではの特別な過ごし方で楽しみました。

翌日、いよいよ発表の朝を迎えました。
軽井沢の朝は、空気が澄んでいてキーンと冷たく、シャキッと目が覚めて気持ちの良い朝です。
最後の確認を各チーム行い、いざ、決戦!

今回のテーマは「実装」。
業務の先を見据えたもの、経営判断に寄与するもの、発表の視点はさまざまですが、各自デモを見せながら成果を発表します。
審査は技術力だけでなく、チームワークや課題解決力、独自性、ハッカソンへの取り組み方など、総合的に評価されます。
審査員から、今後の事業化を見据えた鋭い質問が次々と飛び交い、会場の熱気は一気に高まります。
参加者も互いの発表を食い入るように見つめ、熱気と緊張感に包まれます。

各チーム、成果を存分に発表し、いよいよ結果発表です。
どの発表もそれぞれのチームのカラーが出ており、審査は難航しましたが、もっとも高い評価を得たのは
社員のスキル、個性や特性を組み合わせ、最適なPJメンバーの構成を提案してくれるアプリを開発したチームでした。
アプリを通じて、会社、社員ともに、より幸せに働ける環境づくりをめざすコンセプトのもと開発。
PJやメンバーの組み合わせの相性をデータから算出、見える化して確認できるほか、さまざまなミスマッチを防ぐことが可能です。

審査員からは全体への講評が行われ、今回のハッカソンに対する評価と、今後の展開、そして次回に向けての期待が語られました。
ということで、来年も開催決定です!

昨年よりも、作業内容も発表も濃くなり、来年はどんなハッカソンになるのか今から楽しみです。
参加者のみなさま、お疲れ様でした。
BBSは今後もイノベーションを起こし続ける人財の強化に取り組んでいきます。