【不動産業向け】会計システムFit to Standard導入サービス

Fit to Standard(フィット・トゥ・スタンダード)とは

ERPなどのパッケージシステムが提供する標準機能をできる限り活かす導入方針のことです。
パッケージを既存業務に合わせてアドオン/カスタマイズするのではなく、標準機能を前提に業務を見直し・標準化することで、
アドオン/カスタマイズを最小限に抑え、導入期間の短縮や運用コストの削減し、アップデート等のメンテナンス性を高めることができます。

Fit to Standardのメリット

導入コスト削減

導入期間短縮

業務標準化の促進

バージョンアップ対応性

不動産業界の会計システムの特徴

事業ごとに異なる会計処理

不動産事業では、主に5つの事業(金融、REITを除く)が並立し、事業の違いにより複雑な会計処理が求められます。

賃貸事業売買事業仲介事業開発・分譲事業不動産管理事業
  1. 賃料収入の管理
  2. 礼金・権利金・更新料
  3. 固定資産の減価償却
  4. 消費税の取り扱い
  1. 不動産の仕入と売上の計上
  2. 在庫の管理
  3. 土地と建物の消費税処理
  4. 契約手付金
  1. 仲介手数料の計上
  2. 消費税の処理
  1. 巨額の資金管理
    • 資金繰り・資金調達
  2. 複雑な経理処理
    • 建設仮勘定
    • 収益認識のタイミング
    • 減損会計の判断
  3. 長期のプロジェクト管理
  1. テナントや入居者の収支管理と報告
  2. 管理料や修繕費の処理

サービス概要

業務と会計システム(パッケージ)の両方を熟知するBBSだからこそ実現できる、標準機能を最大限に活かした「Fit to Standard」型の導入サービスです。
これまで多くの不動産業様への会計システム導入で培ったノウハウを結集し、業務標準化と効率化を同時に実現します。

現行会計システム

現行会計システム

  • 現行会計システムのアドオン・カスタマイズが多量
  • 法改正対応のたびに個別開発・テストが必要
  • 周辺システムとの連携が複雑で保守の負担が大きい

新会計システム

新会計システム

  • 標準機能の最大活用と運用設計でアドオン/カスタマイズ抑制
  • Fit to Standard導入により法対応などスムーズに対応可能
  • バージョンアップコストも適正化され、新機能も適時利用可能
  • システム間を疎結合により、他システムに影響を受けない

サービス特長

本サービスには、以下3つの特長があります。
数多くの不動産業様への導入実績と、経験豊富なプロジェクトチームが、確実な会計システム導入をサポートします。

1. 豊富な不動産業様向けの会計システム導入実績による対応事例の提供

要件や要望に対して、実現方法について過去プロジェクトにおける対応事例などの情報を提供しながら実現方法を検討します。

豊富な不動産業様向けの会計システム導入実績による対応事例の提供

2. 標準導入を実現するためのシステム運用提案

要件を実現する上で安易にアドオン・カスタマイズ対応に依存せず、標準機能の活用を前提とした提案を実施します。

標準導入を実現するためのシステム運用提案

3. 不動産業様向け会計システム導入プロジェクト経験メンバーの参画

不動産業様向け会計システム導入プロジェクト経験メンバーが参画します。
不動産業様における会計業務の知見を豊富に備えるメンバーが参画することで、システム導入の標準導入に寄与する運用の提案を実施することが可能です。

不動産業様向け会計システム導入プロジェクト経験メンバーの参画

パッケージシステム導入プロセス

BBSでは、パッケージ標準機能をベースとした「Fit to Standard」アプローチにより、お客様の業務改革とシステム導入を効率的かつ確実に推進します。
以下は、その導入プロセスの基本ステップを示したものです。

パッケージシステム導入プロセス