背景

情報システムは、技術革新と経営環境の進展に伴って、役割、機能が飛躍的に増大し、その適用の範囲、内容も拡大、多岐多様化しています。特に企業体においては、業務の運用、管理が高度化、複雑化し情報システムの活用は不可欠となっています。アプリケーションシステムが適切・健全に活用されているかどうかは、企業経営全体に大きな影響を及ぼすものです。従って独立した第三者のDXシステム診断(ITガバナンス評価)は企業体にとって大変重要な経営活動であると言えます。

  1. 独立した専門家として評価

    第三者の立場から情報システムおよび管理体制を客観的に評価し、発見された問題点に対してはクライアントに適したアドバイスを行い、改善を支援します。
  2. 管理ルールの適用状況の評価

    会社が定めた規定・基準等を担当部門や外部委託先が遵守しているか、また、ルールは業務の実態に照らして適切かつ十分か。
  3. システム開発プロジェクトの運用状況の評価

    大規模なシステム開発に対し、品質・コスト・納期の要求を満たすプロジェクト管理が行われているか。
  4. システム障害の対応策策定プロセスの妥当性評価、改善状況評価

    システム障害の対応策は必要な関係者との意見調整に基づいて策定されているか、また、対応策は確実に実施されているか。
  5. IT戦略の策定プロセスの評価、戦略に対する実行状況の評価

    IT戦略、計画は企業の戦略に基づいて策定され、実行するための行動計画策定・資源配分は適切に行われているか、また、投資対効果の測定は適切に行われているか。

DXシステム診断業務の流れ

DXシステム診断は、以下の流れで行います。
長期に渡るプロジェクト等、継続的なモニタリング・評価が必要な場合は、繰り返し実施します。

DXシステム診断業務の流れ