「あなたの会社のマネージャーは、活き活きと働けていますか?」 管理職をめざしたいと回答する社員の割合が年々低下し、「管理職は罰ゲーム」などという言葉まで聞かれるようになりました。その背景には、優れたプレイヤーが必ずしも優れたマネージャーになれるとは限らないという、人事の構造的な問題があります。
ある研究によると、営業職として高い成果を上げた人ほど管理職に昇進しやすい一方で、昇進後の管理職としての成果は低い傾向があるという結果が示されています。いわゆる「ピーターの法則」――人は無能になる地位まで昇進する――が実データでも確認された形です。
多くの企業では、役職登用の基準に、現職での評価結果や上司の推薦が採用されています。そうすることで「がんばれば報われる」というインセンティブが機能します。しかしそうした基準だけでは、マネージャーとしての適性や本人のキャリア観が見落とされがちです。「現在の役割で優秀な人」であることも重要ですが、それに加えて「マネージャーとしての役割に適した人」が管理職を担う仕組みに変えていくことが、今、日本企業に求められています。
役職任免ルールの整備には、以下の5つのポイントがあります。
この5つのポイントを整備することで、「適性のある人が正しい役割を担っている」という信頼感が職場に生まれます。それは同時に、マネージャーという役割が「罰ゲーム」ではなく、自分の意志で選び、やりがいとともに報われるキャリアとして社員の目に映るようになることを意味します。役職任免ルールの整備こそが、マネージャーを「輝くキャリア」にするための基盤です。
私たちBBSは、G-SPECというコンセプトのもと、管理職の役割定義から登用・任免基準の整備、そしてマネジメントスキルの定着化まで、一貫した支援を行っています。「自社の管理職登用に明確な基準はあるか?」――この機会に改めて点検してみてはいかがでしょうか。
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