
Digital TransformationDX(デジタルトランスフォーメーション)とは?
宣伝や広告の中では、デジタイゼーションやデジタライゼーションも「DX」と混在されている場合があります。
なぜDXが必要なのか?

企業における
DX推進のよくある誤った例
1「DX室」や「DX担当」の部署を設けたら、DXは推進される!
DXは会社や事業の変革が求められます。DX担当者はこれまでが成功であったとしても変革していかなければならず、組織内から大きな反発や抵抗が生じる場合があります。
経営者(層)が、自身と同等の権限を付与していればよいですが、多くの組織のDX推進においては、権限付与は行われておらず、役職の上下関係や部門の横連携などの調整で悩みを抱える傾向があります。
そのような状況で経営者が「なぜ進まないのか?」と聞いてしまうこともありますが、そう思ったときは、経営層の推進の仕方に課題があるかもしれないと考える必要があります。
つまり、DXは組織のリーダーである経営者が推進役とならなければ、進みにくいことをよく理解する必要があります。
2DXは技術を活用しなければならない!
DXの実現方法として情報技術を活用することは必要ではありますが、「技術」の活用はあくまでもDXを実現するための手段の1つであり、本質は「どう変革したいのか」「将来どのようになっていたいのか」といった思いや、組織で働く人財によるコラボレーションやイノベーションを推進することであり、技術ありきではないことを理解する必要があります。
勿論、最近ではRPAやAIなどの技術の進歩が目ざましく、注視することは欠かすことができません。新しいアイディアや斬新なアイディアを否定することなく、たとえおかしいと最初は思ったとしても、真剣にアイディアに向き合うことが大切です。
少し見方を変えただけで、少し手を加えただけで、DXが実現できるかもしれません。
3DXを推進するために、PDCAサイクルを回す!
日本では従来からPlan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Act(改善)のPDCAサイクルを回して、事業や計画などを進めてきました。しかし、この「PDCAは古い」「日本は「計画(P)」は出来ているけど…」といった声があります。
最近ではPDCAサイクルではなく、「OODAループ」が注目されています。
OODAとは、Observe(観察)・Orient(状況判断)・Decide(意思決定)・Act(実行)の頭文字4文字で構成されており、元々は空軍のパイロットの意思決定を行うプロセスとして提唱されていました。しかし、よりスピード感が求められるビジネス領域でも最近では活用されており、まさしくDXにも欠かせない考え方であると言えます。
DXは、組織のスピード感ある変革が求められており、従来型のPDCAサイクルでは遅いことや、素早い実行の繰り返しこそ、DXの成功に導くことができるということから、PDCAサイクルよりも、OODAループの方がDX推進上は、より効果的です。なお、このPDCAとOODAを組み合わせることもできます。
4DXに関するアイディアを根回しして出す!
稟議制度に代表されるように、日本では稟議回覧時の説明や稟議回覧前の根回しが必要と言われる場合があります。しかし、DXのアイディアを既存の決裁プロセスで回せば回すほど企画は衰退する可能性があります。なぜならば、決裁者はこれまでの成功によってその立場にいる可能性があり、自分のやり方が否定されているように思ってしまう場合や、成功しているからこそ「現状維持バイアス」が働き、変更を是としない傾向があります。
そのため、根回しすればするほど、企画は衰退してしまいます。
つまり、DXを推進するのであれば、経営者のリーダーシップが欠かせないだけでなく、経営者や経営層に柔軟に提案できる環境と、それらを受け入れ、決裁できる環境も必要です。「調整」と言えば聞こえはよいかもしれませんが、もしかしたらそのセリフは自身の責任回避かもしれません。
5スピード向上につながる「アジャイル」開発を基本に考える!
開発プロセスにおいて「ウォーターフォール型」と「アジャイル型」の分類があり、近年では「アジャイル開発」が注目されている。
アジャイル開発とは、「計画」→「設計」→「実装」→「検証」のプロセスを、機能単位で切り出し、小さいサイクルを回し続ける開発の仕方の1つであり、このトライとエラーの繰り返しを行うことです。
つまり、この「エラー」を許容するということが大切です。どうしてもエラーと聞くと受け入れがたい場合も多いですが、そのエラーは成長の1ステップであることを理解して、組織として許容することが欠かせません。1つ1つ憤りを感じていたらそれこそDXは進まないですし、プロジェクトの雰囲気も悪くなってしまう一方でしょう。
DX Support of BBSBBSのDX支援
経営として考えるビジョンや方向性といった大枠と、企業の現状や実際に行う「会計」といった
現場の意見や考えが、コラボレーションしてこその企業の新たな道筋を作り、成功・成長へとつなげることができます。
- 1専門性
- システムに関する知識に加えて、公認会計士や税理士、社労士など、専門知識を有する専門家による支援
- 2独自性
- 既存のソリューションやサービスの活用も可能ですが、各社のDXに合わせたシステム開発が可能
- 3伴走性
- DXコンサルに限らず根本的な業務改善や事業評価、RPAやAIなどの技術活用、BPOによる直接的な業務支援
No.1総合バックオフィス
サポーターを目指します

カテゴリ | デジタイゼーション | デジタライゼーション | デジタルトランス フォーメーション |
---|---|---|---|
経営管理 | 経営情報の電子化 | 経営の可視化、電子化データ活用による数字予測や管理 | 次の事業やサービスを指南する管理や経営(支援) |
人事総務 | 人事情報の電子化、チャットなどの活用 | システムを活用した評価や、SNSやチャットなどを使ったサポート | 従業員のモチベーションを維持し続けられる状態(理解、評価、計画など) |
会計・経理 | 紙媒体の電子化 | 電子帳簿やデータを中心とした対応、可視化 | 帳簿作成が自動且法令遵守した形で作られ、会計や経理のリスクにも自動的に対応 |
法務・ガバナンス | 契約書の電子化、出社前提の統制体制 | 契約状況の可視化・企業リスクを自動判別(示唆)、効率的な統制 | 新たなリスクを予見でき、提案動向とお客様要望に沿った契約などを自動的に実施 |
情報セキュリティ ・セキュリティ |
システムやセキュリティ製品の導入 | ログ活用やオペレーション効率の向上 | 自動的に、かつ、可用性高く最も安全に使える状態 |
BBSのDXに対する考え
フェーズ
- 現状や課題を知る
- 戦略や計画を立てる
- 組織や人財課題の解決
- 技術課題の解決
提供ソリューション
- 現状や課題を知る
- いきなり「DX」と言われても困る組織も多いのが現状です。そのため、まずはDXに向けた課題を技術面だけでなく、組織の事業を考慮した上で抽出し、各組織のDX実現に向けた調査や診断などを実施します。
- 戦略や計画を立てる
- 抽出した課題(または組織で認識済みの課題)に対して、組織や人財、技術など、多方面からDX実現に向けた戦略と計画立案を実施、または支援します。意外にも技術課題よりも業務やそのプロセスなどの課題が多い場合もあります。
- 組織や人財課題の解決
- DX実現に向けた組織の在り方やその解決方法など、組織的な課題解決やDX認定などの組織に役立つ支援を行います。またDXを推進するためには人財も欠かすことができません。DX人材の確保や育成のご支援を行います。
- 技術課題の解決
- DXの実現手段として技術的な視点も欠かすことができません。企業の経営会計に関係するデジタル基盤を開発や汎用のソリューションなどを活用して、DX実現しやすい環境を構築、運用を支援します。
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1デジタル戦略支援

2デジタル経営基盤支援
BBSは、業務効率化を実現し、法的要件を満たし業務の正確性を担保したシステム導入と税務当局への申請書届出、運用までを一貫してサポートします。

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